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狭小地の工夫

冬季、太陽が暖めた屋根面の熱を室内に引き込むOMハンドリングBOX。
横置きに設置される事が多いのですが建坪8.5坪と狭小住宅でも
最小スペースで置けるように工夫すれば問題ありません。
このように家具に納めてしまえばスッキリします。
下の格子部分には切替ダンパーが設けてあり集熱を
一時的に2Fのリビングに流す事も出来ます。
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小スペースでも吹抜けがあるプランをご提案しています。
「熱と空気をデザインする」という表現をしていますが吹抜けを設ける事で
階段室との間に緩やかな対流をつくり各室の温度差を解消させます。
窓の配置も考慮して心地良い風が通り抜ける家作りを心掛けています。
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狭小地の工夫_f0076534_291553.jpg●「東京町家」葛飾 細田の家 完成見学会のお知らせ ※予約制です。
日時:9月23日(祝)、24日(日) 10:00~16:00
場所:葛飾区細田 JR小岩駅北口より徒歩15分
設計施工   株式会社田中工務店
設計協力   K+Yアトリエ 竹内国美
敷地面積  57.25㎡(17.3坪)
建築面積  28.35㎡( 8.5坪)
延べ床面積 85.05㎡(25.5坪)
建蔽率    50%
容積率   150%
高度地区  5m+1:1.25

狭小変形敷地で法規的にも厳しい条件にある準耐火構造の木造3階の住宅です。
斜線規制が厳しく、高さを確保する為に天空率を利用しています。
狭小地で家作りをご検討の方は是非ご覧ください。

・準耐火構造での大梁あらわし(燃え代設計)
・さわら無垢板貼りのハーフユニットバス浴室
・太陽電池を使った自立型OMソーラー
・1枚板で仕切った広い階段室
・準防火地域に対応した不燃木材を外部に使用
・高断熱、防音、吸放湿、火事にも強い、セルロースファイバー断熱材
見学会情報はこちらから

天空率…上空占有率的な要素を特殊計算をする事で
      道路斜線など法令上の高さを緩和できる法律。
by nonojiji2002 | 2006-09-14 23:40 | 現場から
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